第55回関西STOMA研究会報告
平成25年6月1日、クレオ大阪中央にて第55回関西STOMA研究会を開催いたしました。今回のメインテーマである「継続ケアのすべて」について、また日常のストーマに関する工夫について医師、看護師、訪問看護師から19演題ものご発表を頂き熱心な討論がなされました。参加総数は319名で盛会のうちに幕を閉じることができました。
第55回関西STOMA研究会 当番世話人 大西 直
日時
平成25年6月1日(土)13時~17時
会場
クレオ大阪中央
〒543-0002 大阪府大阪市天王寺区上汐5-6-25
Tel. 06-6770-7705
プログラム
| 13:00~13:05 |
開会の挨拶 当番世話人 大西 直 |
| 13:05~13:47 |
セッション1 継続ケアのすべて・地域連携
座長
内間 恭武(医療法人長生会府中病院 外科)
正壽 佐和子(医療法人大道会 森之宮病院 看護部)
- 当院におけるオストメイトサロンの歩みと今後の課題
大和高田市立病院 3B病棟 吉川 由紀
- 地域連携を視野に入れたストーマケアセミナーの検討
-院内専門セミナーを訪問看護師に開放して-
大阪府立急性期・総合医療センター 看護室 中西 恵美
- 医療行為から外れたストーマケアの介護現場の現状
高島市民病院 看護部 伊庭 治代
- 下腹部正中創および臀部創に膀胱皮膚瘻を生じ管理に難渋した1症例
NTT西日本大阪病院 看護部 花木 江梨子
- 人工肛門造設利用者への自己管理確立を目指して
セルフケアのフ能力の向上を試みて
大阪府看護協会訪問看護事業部 上道 久美子
- 在宅での高齢者のストマ管理を支えるために必要な連携
スギ訪問看護ステーション林寺 高原 笑莉子
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| 13:47~14:43 |
セッション2 管理の工夫・ストーマ手術
座長
畑 泰司(大阪大学大学院医学研究科 消化器外科)
坂田 薫(京都民医連中央病院 看護局)
- 皮膚浸潤をきたした乳がん患者のQOLの向上を目指したMohsペースト療法
淀川キリスト教病院 看護部 藤原 恵美子
- 慢性偽性腸閉塞患者の看護
大阪大学医学部附属病院 看護部 阿部 薫
- 受容困難な患者のセルフケア指導の一事例~フィンクの危機理論を用いて~
大和高田市立病院 3B病棟 谷口 寛
- 白内障を有する高齢者に対する社会復帰用ストーマ装具選択の一考
京都橘大学看護教育研修センター 認定看護師教育課程
皮膚・排泄ケア分野 第6期 榊 裕美
- ストマ脱出に対する腹壁固定術後に腸管皮膚瘻を形成した一例
市立堺病院 外科 中田 健
- 回腸人工肛門挙上部の腸管をヘルニア嚢とし別の係蹄の回腸が嵌頓した1例
奈良県立医科大学 消化器・総合外科学 尾原 伸作
- 回腸導管全長に狭窄をきたしたストーマ再建術を施行した1例
大阪市立総合医療センター 泌尿器科 上川 禎則
- 緩和スストーマを造設した42例の検討
京都民医連中央病院 大腸肛門病センター外科 川島 市郎
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| 14:43~14:53 |
休憩 |
| 14:53~15:35 |
セッション3 継続ケアのすべて・ストーマ外来、院内連携
座長
川島 市郎 (京都民医連中央病院 大腸肛門病センター 外科)
菅井 亜由美(星ヶ丘厚生年金病院 看護局)
- ストーマ外来の現状と課題
社会医療法人健生会土庫病院 看護部 松尾 麻由子
- 地域医療支援病院のストーマ外来における連携の実際
市立岸和田市民病院 看護局 佐藤 美香
- 演題取り消し
- ストーマケア教育学習に求められるニーズについて
社会医療法人健生会土庫病院 看護部 小川 真理
- チーム医療における皮膚排泄ケア認定看護師の役割
-正中離開創に腸管皮膚瘻を発症した1症例-
関西医科大学附属枚方病院 看護部 定田 喜久代
- 腸管穿孔部が唇状瘻となり管理困難ストーマを管理可能としたチームアプローチ
近畿大学医学部附属病院 看護部 堂本 勝子
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| 15:35~16:05 |
企業展示(4階 セミナーホール) |
| 16:05~16:55 |
特別講演
司会
奈良県立医科大学医学部看護学科 成人看護学 石沢 美穂子
「継続ケア -オストメイトの願い-」
演者:テスコ・プレミアムサーチ(株)代表取締役
公益社団法人日本オストミー協会業務執行理事/三多摩支部
副支部長 ブーケ(若い女性オストメイトの会) 石井 京子
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| 16:55~17:00 |
閉会のご挨拶 当番世話人 大西 直 |